ブルースター(瑠璃唐綿)の花言葉は怖い?意味・由来を徹底解説

結婚式のブーケに使いたいけれど、

「ブルースターの花言葉って怖い意味があるの?」

「ウェディングに使っても大丈夫?」

そんな不安を抱いたことはありませんか?

星型の小さな青い花びらが愛らしく、フラワーショップでもよく見かけるブルースター。

その透明感のある水色は、見ているだけで清々しい気持ちにさせてくれますよね。

でも花言葉が気になって、なかなか使う決心がつかない方もいるのではないでしょうか。

この記事では、ブルースターの花言葉の意味から由来、植物としての魅力まで、丁寧にひも解いていきます。

読み終えるころには、ブルースターをもっと身近に感じてもらえるはずですよ。

ブルースター(瑠璃唐綿)の花言葉は怖い?

結論からお伝えすると、ブルースターに怖い意味を持つ花言葉はありません

ブルースターに付けられている花言葉は、以下の通りです。

  1. 「幸福な愛」
  2. 「信じあう心」
  3. 「望郷」
  4. 「星の精」
  5. 「早過ぎた恋」
  6. 「身を切る想い」

「幸福な愛」や「信じあう心」など、愛や絆を表すポジティブな言葉が並んでいますね。

「早過ぎた恋」「身を切る想い」はやや切ないニュアンスを含んでいますが、アイビーの「死んでも離れない」やマリーゴールドの「愛の冷酷」のような、直接的で恐ろしい意味合いとは全く異なります。

どちらかといえば、恋する気持ちの純粋さや一途さを表現した、詩的な言葉と捉えるほうが自然でしょう。

では、なぜ一部でブルースターの花言葉を「怖い」と感じる人がいるのでしょうか。

その理由のひとつとして考えられるのが、花言葉の「多さ」と「幅広さ」です。

喜びを表すものから切ない感情まで複数の花言葉を持つため、ネガティブな側面が切り取られて広まることがあるのかもしれません。

それぞれの花言葉がどのように生まれたのか、次のセクションで詳しく見ていきましょう。

ブルースターの花言葉の起源や由来

花言葉は、その植物の見た目・香り・性質、あるいは神話や文化的背景をもとに生まれることがほとんどです。

ブルースターの花言葉も例外ではなく、その透き通るような青い花色と、欧米に根付いた伝統がふかく関係しています。

ひとつひとつの由来を丁寧に追っていくと、まるで花言葉の背景に短編小説が隠れているように感じられますよ。

幸福な愛・信じあう心

この2つの花言葉の核心にあるのが、欧米の結婚式に伝わる慣習「サムシングブルー(Something Blue)」です。

古くからイギリスで語り継がれてきたこの風習によると、花嫁が「古いもの・新しいもの・借りたもの・青いもの」の4つを式当日に身につけると、生涯幸せになれるとされています。

この「青」は聖母マリアのシンボルカラーであり、純粋さ・誠実さ・神聖さを象徴する色なんです。

ブルースターの澄んだ水色は、まさにその「青い幸せ」を体現するような色合いですよね。

そのため「幸福な愛」と「信じあう心」という花言葉が自然と結びついていきました。

望郷

遠く広がる空や海を思わせるブルースターの青は、故郷や離れた大切な人への想いを呼び起こすと言われています。

南米はるかブラジル原産の花が、遠く離れた日本やヨーロッパの人々に愛されるようになった歴史そのものが、この「望郷」という言葉を裏打ちしているようでもあります。

旅先や異国で空を見上げたとき、ふと懐かしさがこみあげてくる感覚——ブルースターの花はそんな気持ちを静かに映し出しているのでしょう。

星の精

ブルースターの花びらは5枚で、まるで夜空に輝く五芒星のような形をしています。

この星形の花姿こそが「ブルースター(青い星)」という名前の由来であり、神秘的で純粋な存在——「星の精」という花言葉の源でもあります。

夜空の星が人々の心を照らすように、小さなブルースターの花も見る人を穏やかな気持ちにさせてくれますよね。

早過ぎた恋・身を切る想い

ブルースターには少し切ない花言葉もあります。

それが「早過ぎた恋」と「身を切る想い」です。

これらは、開花のサイクルに秘密があります。

咲き始めは紫がかった淡い青から始まり、盛りには鮮やかな水色へ、そして散り際にはピンクへと色を変えていく——その移ろいが、恋心の変化や報われない想いを連想させるのでしょう。

初々しさの中に儚さを秘めたこの花言葉は、恋の切なさを知る人の心に、そっと寄り添うような言葉でもあります。

そもそもブルースター(瑠璃唐綿)ってどんな植物?

ブルースターは、フラワーショップの定番として年中見かける花材でありながら、その生態や歴史を知る人は意外と少ないかもしれません。

星型の花が清楚でありながらどこかエキゾチックな雰囲気を持つのは、遠くブラジルを故郷とする植物だからでしょう。

まずは基本情報を整理してみましょう。

項目 内容
学名 Oxypetalum coeruleum(別名:Tweedia caerulea)
原産地 南アメリカ(ブラジル南部、ウルグアイ)
形態 キョウチクトウ科の常緑多年草(亜低木)。つる性で草丈40〜100cm程度。茎や葉に白い短毛が生え、全体的に柔らかく繊細な印象。
開花期 5月〜10月(初夏から秋にかけて長期間咲き続ける)。花径約2.5〜3cmの星型5弁花。

人との長い歴史と文化

ブルースターは南米の野生種として自生していましたが、19世紀にヨーロッパへ渡り、観賞用として広まっていきました。

日本には明治〜大正期に伝来し、「瑠璃唐綿(ルリトウワタ)」という美しい和名がつけられています。

「瑠璃」は深く澄んだ青色を指し、「唐綿」は綿毛のついた種子が外国(唐)由来の綿を思わせることに由来した名前なんですよ。

欧米では「サムシングブルー」の象徴としてウェディングシーンに欠かせない花となり、日本でも1990年代以降、ブライダルブーケやアレンジメントに爆発的に使われるようになりました。

青い花を男の子の誕生祝いに贈る風習がある地域でも重宝されるなど、祝福の場に寄り添ってきた花であることがわかりますね。

現在の利用法

現代においても、ブルースターは幅広いシーンで活躍しています。

最も主流なのは切り花としての利用で、ウェディングブーケや出産祝い、誕生日ギフトなど、お祝いのアレンジメントに欠かせない存在です。

青い花材はフラワーデザインの中で貴重とされることが多く、淡いブルーが他の花色を引き立てる名脇役として重宝されています。

ガーデニングでも人気が高く、フェンスや支柱に絡ませながら夏の暑さの中でも長期間花を咲かせるため、初心者にも育てやすい植物として知られています。

また、乾燥させた花をそのまま飾るドライフラワーとしても形と色がきれいに残るため、ナチュラルインテリアとしても人気が高まっています。

ひとつ注意点として、茎を切ると有毒成分を含む白い乳液が出るため、扱う際は素手を避けるか、作業後に手をよく洗うようにしてください。

美しい外見の奥に、意外な一面を持っているのもブルースターの魅力のひとつと言えるかもしれませんね。

まとめ

今回見てきたブルースター(瑠璃唐綿)の花言葉について、要点を振り返りましょう。

  1. 花言葉
    1. 「幸福な愛」
    2. 「信じあう心」
    3. 「望郷」
    4. 「星の精」
    5. 「早過ぎた恋」
    6. 「身を切る想い」
  2. 由来:
    • 欧米の結婚式の慣習「サムシングブルー」に由来する幸せと信頼の象徴
    • 星型の花姿と青色がもたらす神秘的・詩的なイメージ
    • 花が色を変えていく姿から連想される恋の移ろいと切なさ
  3. 植物として:
    • 南米原産で明治以降に日本に渡来した歴史ある観賞植物
    • 切り花・ガーデニング・ドライフラワーと活躍の場が幅広い

ブルースターは、怖い花言葉とは無縁の、愛と幸福を伝えるのにふさわしい花です。

星型の青い花びらひとつひとつに、愛する人への誠実な気持ちや、時間を越えた絆への想いが込められているのでしょう。

ウェディングに飾っても、日常のインテリアとして取り入れても、ブルースターはその場をそっと明るく照らしてくれます。

次にフラワーショップでブルースターを見かけたとき、その小さな星が持つ深い物語を思い出してもらえたら嬉しいです。

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